本日の発見!

2012年4月18日 水曜日

バリアフリー段差について

今日はある商店街で一瞬驚いたことがありました。

そこは某携帯電話会社のショップ前だったのですが、屋根のないカブリオレの赤いスポーツカーが停まっていました。
と、その脇から、今降りたと思われる車椅子の男性が車の後ろに回り込みました。
「え、車椅子でスポーツカー?」
と思ったのも束の間、なんとその車椅子は、店に入る道路の縁石と店のポーチの5センチずつの2段の段差を、
ぐっと両手で前輪をつかんで空中に上げたかと思うと、次の瞬間、
まるでジャンプするみたいに、両手を操作して、大きな後輪を回して、難なく乗り上げたのです。
そして男性はそのまま一気に自動ドアを入って行きました。

ほんとに一瞬のことでした。
素晴らしいワン・プレーでした。
車椅子のスポーツマンだったのかもしれません。
でも、車椅子で10センチの段差を乗り越える人を初めて見たのです。

通常、バリアフリーを考えるとき、室内の段差は0~2センチ以内が理想です。
屋外なら、道は水平ですらなかったりするので、真っ直ぐ進むのも大変なところがあります。

でも。

住宅の和室では、スリッパの脱ぎ履きがあったり、
人によって多少の段差がある方が抑えがきいて動作が楽だったりすることもあります。

個人差、が大きいのですから、住宅はそこに住む人それぞれに合わせた住まいであるべき。
そう思います。
一人なら一人の。家族がいれば家族の分だけ、思いがあるのだと思います。

例えば、今日の車椅子の男性の住まいは、どんなのだろう、
と、ふと思ったのでした。
人によって、感じるバリア(障壁)は違う、ということを痛感した一瞬でした。


投稿者 目黒区の一級建築士事務所オリガミックアーキテクチャー

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