温故知新

2012年5月 4日 金曜日

「旧鎌倉園」見学

連休中、神奈川県古民家再生協会支部主催にて、「旧鎌倉園」の見学及び実地講習機会を得ました。
元は、製薬会社社長別邸として大江新太郎設計により迎賓館の性格を持って建てられ、一部飛騨の民家を移築したものです。

鎌倉の小さな一山まるまる敷地かと思うように中は広大で、車で入った門を閉められたら出られないような怖さも感じましたが、
ひとたび入ってしまえば、扇状に視界の開けた先に相模湾が一望できて別世界に来たようでした。

敷地内には、書院及び草庵茶室、寄付待合からのアプローチなど垣間見れて感激でした。

座敷周りは昭和9年の新築当初に作られた感じで、折上合天井や花頭窓などの意匠が凝らしてありました。
圧巻は2階のホールで、ここでダンスやビリヤードを楽しんでいたと思われます。
移築民家の大梁の存在感に圧倒されました。中央は差し掛けのトップライト。
窓も大きく、元の豪壮だったと思われる民家のイメージと真逆に、新築当時の
雨戸や開き窓、建具意匠に興味を惹かれました。
再生の場合、具体的にこれらを機能させなければならない身として研究する
参加者たちでした。

珍しいものを見せて頂きました。
この旧鎌倉園は現在は鎌倉市に寄贈され、今後の用途など検討中とのことです。
是非、価値ある文化財として活かして頂きたいと思います。
見学にご尽力くださった渡辺議員、鎌倉市役所にも感謝です。



投稿者 目黒区の一級建築士事務所オリガミックアーキテクチャー

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