家づくりポリシー

2012年5月28日 月曜日

ピンキリの防音対策~隣人編=シェルター化?

以前相談されたケースに、困ったものがありました。
最初のお話ではマンションの部屋を防音化してほしいとの依頼でした。

もともと建物の壁や床が薄いのか構造によるものか音楽活動などの有無などをと思い現場に行きますと、そうではない様子。
詳しく聞くと、隣人の音楽の音がうるさくて眠れない、とのこと。困りました。
外気音(交通や空気伝播音)ならサッシの遮音化(共同住宅の場合は組合の許可要)が有効ですし、自室の場合には床材の改修(カーペット敷やシート付フロア)や壁改修(厚、仕上げ)などができます。
が、音源が隣室となると・・・自室での対応は限界があります。
そもそも、隣人は認識があるのだろうか・・・。
もしかしたら気付いてなくて、あっさり音を小さくしてくれたり時間を早めてくれたりするかもしれない・・・。

そのように伝えますと「それができたら苦労はしない」とお客様に言われてしまいましたが、まだ管理組合にはお話していないとのこと。なるべく穏便に済ませたい、というお気持ちはもっともだと思います。しかし、「共同住宅」なのですから、お互い、どこかしら関わっていくのは道理なのではないでしょうか。ダメもとで管理会社か大家さんにそれとなく伝えてみてはどうか、とお勧めしました。

しかしせっかくお話をお聞きしましたので、防音化工事のお見積りをお出ししました。すると予想のお返事が。
「こんなにするの?」仕方ないのです。
建物構造や周辺状況にもよりますが、究極はシェルター化する、ということになってしまうので・・・ご了承ください。
残念ながら、の結果です。

数年前に「騒音おばさん」の話題がありました。
音の問題は感じ方にかなり個人差もあるのですが、客観的に一般的に言って「本当に問題」の場合は訴訟問題にまで発展します。もしかしたら感じているのは自分だけではないのかもしれません。その場合には、別の手だてがあるように思います。

建築屋としての仕事にはならなくても、別の手段の方が根本的に良いように思えば一言添えさせて頂ければと思っております。

投稿者 目黒区の一級建築士事務所オリガミックアーキテクチャー

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