家づくりポリシー

2012年8月 2日 木曜日

壁のカビの撤去、断熱化工事

それは築40年位のあるマンションの1階のお部屋の改修工事での出来事。
お客様からの指摘はなかったのですが、収納の中のカビが気になったので、改修時に壁の断熱化を提案しました。
このころのマンション建築では断熱という考えがあまりなく、そのためにかなりの確率でカビが発生します。
既存のクロス壁を下地ボードごと撤去してコンクリートと新しいボードの間に断熱層を設けて断熱化を図るものです。
外壁に面する壁は概して内外の温度差が激しく結露したりしてカビの発生が多かったりします。
こちらのお宅では、クロス壁にはそれほどカビが出てなかったので比較的スムーズにいくと思っていました。
が、既存のボードを撤去したら!室内壁の表には出ていなかったカビが・・・。


ちょうど家具の裏になっていた部分です。(写真右)クロス表面にはカビはありませんでした。


取りあえず、カビ取り、カビ防止剤塗布のうえ、断熱化しなければならなくなりました。
だって・・・取りたいですよね、カビ。

専門のカビとり業者もあります。大抵は強い薬剤を使います。それはきっときれいにとれるでしょう。
が、ここは施工中の現場です。
廊下を挟んでお客様も居住中です。大工はじめ職人たちの職場でもあります。
健康上、なるべく強い薬剤は使いたくありません。

薬剤に頼らない場合は、研磨という名の労働力がすべてです。
ここでは、コンクリート面に対し、市販の防カビ入り液体洗剤などでカビを浮かしてペーパーで拭き取り、こびりついた部分は研磨材でこすげ取りました。それを繰り返し行いました。

これ以上は難しい、というところで終了、表面をきれいににしたら防カビ剤入りカチオン系シーラーをローラー塗しました。
塗装の下地調整剤になります。(今回は上塗は行いませんが)乾きも早いのであとの作業もにもいいのです。
(写真は下地胴縁施工と前後しています)


状態によりますので一概には言えませんが、材料があって広範囲でなければご自分でも可能なやり方です。
が、工期中も居住中でいらっしゃる場合は慣れぬ環境に体調を崩されること可能性がありますので無理されないことをお勧めします。


・・・というように施工中の想定外の事態も発生することがあります。
費用、工期などに変更を生じる場合もあり、そのすべてがケースバイケースで対応させて頂いております。
一度、ご相談ください。

投稿者 目黒区の一級建築士事務所オリガミックアーキテクチャー

アクセス


大きな地図で見る住所
東京都目黒区中町2-4-11
最寄駅
東急東横線 祐天寺駅
電話受付時間
平日・土曜
10:00~19:00
※平日都合がつかない方は、お気軽にご相談ください
定休日
日曜

お問い合わせ 詳しくはこちら