家づくりポリシー

2013年2月12日 火曜日

床下の点検・調査

 依頼は突然やってきます。「ここ、気になるんだよね」と、常連のお客様。見ると、基礎の換気口から雑草が伸びています。なんとなく、床下から生えて換気口からはみ出ているようにも見えます。
 日頃陽が当たることのない床下ですが、先日ここの住宅では排水管の水漏れが古い木の根によるものとわかったばかりですから馬鹿にはできません。
 点検口から見る簡単な調査は随時やっているのですが、この場所は点検口からは遠く、外からは草が邪魔してよく見えませんでした。ちょうど床下の点検もできるので私自身が潜ることにしました。

 当日は台所の床下収納庫から入り、隣の和室を経由して洋室まで潜っていきました。床下の構造によりまっすぐ進めないところもありますので、道のりとして片道16m位でしょうか。床の高さにもよりますが、一番低いところで30センチが動ける限界でしょうか。ずっとほふく前進です。(翌日は両腕腹筋など筋肉痛になることもあります)
 

 途中、給排水の配管などの場所、床下の根太掛け方法が変わっている場所や断熱材の有無なども見ながら、ほぼ真っ暗な中を換気口の光を頼りに進みます。

 驚くべきことに、換気口から外に向かって伸びていた草は、床の下ではなく、換気口に当初からはめてある鋳鉄製のガラリと、のちに小動物の侵入防止に張ったメッシュ筋との間のわずかなスペースから伸びていました。開口部を覆っていた草を残らず刈り取ると、大元の草の茎は、外の土間コンクリートの下端の隙間から生えているのでした。恐るべき生命力です。

 心配した事態ではなく、刃も指も入らず取りきれなかった部分はわずかな除草剤で済みそうです。小さなお孫さん方が戻っていらっしゃる家ですので、なるべく薬品を使わないようにと思います。

今日の写真は、ほふく前進したツナギです。床上に生還するときに脱ぐ事にしています。


投稿者 目黒区の一級建築士事務所オリガミックアーキテクチャー

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